夜の散歩
昨日の夜
ぽっぽくんとぷうくんに ご飯あげて
パパの夕飯がなかったから
散歩がてら 知り合いの居酒屋へ
歩いて 1時間くらい
ずっと 幹線道路を歩いていたけど
近道で 住宅街へ
夕飯を作ってる いい匂いが 漂ってる
リビングで団らんしてる 声が聞こえる
うらやましいな
悲しくなって
涙が ぽろぽろ こぼれた
今にも 大声で泣いてしまいそうだ
空を見上げる
晴れているから 月が綺麗だ
星も見える
涙は とめどなく流れる
上を向いて歩こう の 歌詞
頭の中で 口ずさんで
ひたすら 歩く
どうして こんなことに なってしまったんだろう
奈里ちゃんが 倒れる前の日まで
幸せだったのに
あったかい家庭だったのに
奈里ちゃんと 築き上げた 幸せな家庭
一瞬で 崩れてしまった
泣き言を 言っても なんにもならない
分かってるけどさ
気がおかしくなりそうだ
居酒屋に着いて
ビール飲んだけど
すぐに 帰ってきました
お腹すいたな
奈里ちゃん 何か作ってよ