ママがいなくなって45日目
相変わらず何もやる気が起きない
仕事もほったらかし
でも家のことはちゃんとやらなくてはならない気がする
だから家のことはちゃんとこなす
そんな日々
犬たちの面倒をみる と決めたから 自殺はしないと思う 犬たちが生きてる間は
犬たちはもうすぐ2歳
10年は生きなければならないのか
でも頑張るんだ
ママが可愛がってる犬たちだから
犬たちも家族だから
家族のために
生きようと思ってる
でも くるしいよ
かなしいよ
さみしいよ
ママたすけて
ママがいなくなって45日目
相変わらず何もやる気が起きない
仕事もほったらかし
でも家のことはちゃんとやらなくてはならない気がする
だから家のことはちゃんとこなす
そんな日々
犬たちの面倒をみる と決めたから 自殺はしないと思う 犬たちが生きてる間は
犬たちはもうすぐ2歳
10年は生きなければならないのか
でも頑張るんだ
ママが可愛がってる犬たちだから
犬たちも家族だから
家族のために
生きようと思ってる
でも くるしいよ
かなしいよ
さみしいよ
ママたすけて
ママがいなくなって43日過ぎた
朝起きて洗濯機をまわす
最近まで洗濯機の使用方法を知らなかったけど息子に教わってできるようになった
息子は離れたところに住んでるけど3日ごとに様子を見にくる
洗濯機をまわしたら犬たちのご飯
1週間分を作って冷凍してあるからそれを温める あとヨーグルト
食べ終わったらお口をふいて目ヤニをとって
そのうち💩するからおしりをふいて
そうこうしてると洗濯が終わる
ベランダに干す
一段落したらママをベッドから連れてきてリビングで一服
そんな毎日
ママがみたら「パパすごーい」と言っただろうね
パパは家のことを何にもしない人間だった
でもスーパーの買い物とゴミ出しはパパの仕事 それだけ
今はすべてをこなしている
犬たちのご飯作りが一番大変かな
ママが作ってたのを見てたから真似して作ってます
鶏ささみの筋をきれいに取って1センチに切ってから高級だしで煮込む
ニンジンは3ミリくらい ナス、大根、ジャガイモは1センチ あとオアゲ
ジャガイモは最後に入れて歯ごたえを残す
犬たちの健康を考えての食事
ママはホントに優しい人でした
前に飼ってた犬のぽんちゃんが寝たきりになって1年半
大好きなゴルフも行かなくなってずっと抱っこしてたね
1年半毎日抱っこってスゴイ
ぽんちゃんが死んじゃってからママは抜け殻のようでした
毎日泣いてたね
そんなママを救ってくれたのが今いる犬たち
周りの人たちは 死んじゃったばかりなのにすぐ新しい犬を飼うってよくない
みたいな事を言ってたけど
でも今の子たちを新しい家族に迎え入れてホントに良かった
ママに笑顔が戻ったから
ママの遺骨とぽんちゃんの遺骨
並んでる
パパは無宗教
パパの親も健在で 親は次男 しかも親は「自分が死んだら骨を川にでも流してくれ」
と言っていた
そんな親に育てられたパパは無宗教
お墓に骨壺を入れると最終的に骨は溶けて水になるらしい
石に囲まれた暗い空間で 閉じ込められた暗闇で
親が「お墓作ろうか」と言ってきたが断った
ママは骨になったけどパパのとこにいるから
ずっとママと一緒だよ
朝9時に会社に行って 今ブログを書いてる 仕事はやる気がおきない
自営業だからどうにでもできる すべてが後回し
初めてブログを書いてみたけど 書いてると涙が出てきます
でもなぜか 書くと少し落ち着く
2016年4月21日8時40分
目覚めると隣にママがいない
8時から10分刻みで目覚ましが鳴ってたので8時30分には隣にいたのは確認済み
トイレでも行ったのかな
起きてトイレに向かう
扉が少し開いていて中の明かりがもれてる
「ママ~」
返事がない
前の日は飲みすぎたからトイレで寝ちゃったのかな
「ママ~ こんなとこで寝ちゃだめだよ」
「ママ~」
よく見ると 口と目が半分開いてる
「ママ~ ママ~ ママ~」
今まで出したことのないほどの大声で叫ぶが反応はない
どうしていいか分からず少ない知識の中で人口呼吸をした
肌は暖かい
あっ 119番だ
119番の人が心臓マッサージをしろと言った
心臓マッサージはテレビで見たことはあるけど実際にやったことはない
ママの肋骨がバキバキ音を立てている
こんなことして本当に大丈夫なのか
でもそんな余裕はない
とにかく続ける
119番の人に住所を聞かれても思い出せない
町名までは言えたけど番地が思い出せない
ママの母親が番地を教えてくれた(二世帯住宅なので)
救急車が来るまで何時間待っただろう
実際には10分程度だったみたいだけどすごく長く感じた
救急車の中では隊員が心臓マッサージ、たまに電気ショック
何回も何回も何回も何回も
でも心臓は動かない
病院についてからも状況は変わらず
30分くらいたっただろうか
お医者様が「心臓が動きました。これから原因を見つけるために太ももからカテーテルを入れます。」みたいなことを言っていた
うれしくてうれしくて涙がぽろぽろこぼれた
ママ助かったんだ よかった
しばらくしてお医者様が「また心臓が止まりました。原因がわかりません。MRIで調べます。」
喜びもつかの間 また地獄へと
「原因が分かりました。くも膜下出血です。現在微弱ながらも心臓も動きだしました。」
【くも膜下出血】
聞いたことある
半身不随とかになるやつだ
その瞬間いろんなことを考えた
車いすになったら介護もたいへんだから平家を建ててバリアフリーにしよう
事務所と家を一緒にすればずっとママの面倒をみれるな とか
お医者様に呼ばれた
「手の施しようがありません。脳幹の近くからの大量出血ですでに脳が機能してません。自発呼吸もできません。助かる見込みはありません。」
意味がわからない
出血してるならその部分を止血すればいいじゃないか
手術して下さい
治して下さい
出血によって脳圧が非常に高くなっていて頭を開くと脳が飛び散ってしまう
と言ってました
病院のベッドのママは普通に寝ているようにみえます
人工呼吸器が付けられてるけど
血圧は60-40
これでもかなりの昇圧剤を入れているらしい
肌も暖かい
ママは生きてる
ママがんばれ
ママがんばれ
急に目覚めるかもしれない
奇跡を信じる
そう思ってた