最低の嘘

なんか ママがいなくなって 100日過ぎて
毎日 寂しく 一人で暮らして
犬のお世話は あるけど
いったい なんで生きてるんだろう
死にたい衝動に駆られる
朝と夜 特に思う 
消えてしまいたい
パパが死んだら
子供は悲しむだろう
でも もう26歳
彼女もいる
その時は 悲しいだろうけど 
きっと 彼女と一緒なら 大丈夫


パパの両親は健在だから
両親がいなくなる悲しみは よくわからないけど
今でも 1年に1回会う程度だから
それほど悲しみを引きずることはないだろう
愛する人が 傍にいてくれたなら 
悲しみは 乗り越えられる


でも パパは この悲しみを 乗り越えることは できない
みんな 時間が たてば
とか言うけど
もし 1年 2年 3年 すぎて
ママのいなくなった悲しみが 和らいだとしたら
パパは ひとでなし だと思う
だから 毎日 泣いて 泣いて 泣いて
気が狂いそうなほど


いま 死んでしまおう
そんな瞬間がある
実際に その瞬間に 死んでしまう人が いるんだと思う
うらやましい


「パパが死んじゃったら ママも一緒に」
そう言ってたママ
ママが 息を引き取る瞬間
「パパも一緒に死ぬから 寂しくないよ」
と言ったパパ
なのに 生きてるパパ
犬たちの お世話を口実に
この世に しがみついてるのかもしれない
嘘つきだ 最悪だ 
情けない
息をして
ご飯食べて
水飲んで
生きるために
死にたい と言いながら
生きてる
情けない
 


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